八月のバス釣り
8月は高水温です
瀬戸内海側のクリアなリザーバーでは早朝の水温が26℃くらい。
【8月のバス釣り:シーズナルパターン】
基本的な水温・環境
水温:25〜30℃以上になることも
バスは高水温を嫌い、涼しい場所へ避難する傾向が強くなる
溶存酸素の低下も意識(特に夜間〜朝方にかけて)
【時間帯によるパターン】
◆ 朝マズメ(4〜8時)
一番チャンスがある時間帯
バスはシャローに差してベイトを追う
トップウォーター系(ポッパー、ペンシル)、シャッド、スピナーベイトが有効
◆ 日中(9〜16時)
日射と高水温を避けてディープレンジや日陰に避難
ボトムのカバー撃ちや、シェードを意識した縦の釣りが中心
ダウンショット、ネコリグ、ジグ
水中のブレイク・ウィードエッジなど
◆ 夕マズメ(17〜19時)
再び浅場にベイトが入り、活性が戻る
トップウォーターの再チャンス
夏の終わりが近づくと一時的に活性が上がることも
【フィールド別の傾向】
リザーバー(ダム湖)
水深があるため、ディープ(5〜10m)にサスペンドする個体も多い
インレット(流れ込み)やバックウォーターが人気ポイント
サーモクライン(温度躍層)を意識:酸素がある層の少し上が狙い目
野池
浅くて酸素が不足しやすいため、朝夕が圧倒的に有利
アシ際や浮きゴミの下、桟橋の影などのシェードが有効
川・流れのある場所
水温が比較的安定しているため、日中でも活性が高い場合あり
流れのヨレ・反転流にバスがつく
【ルアーセレクトの例】
朝夕のシャロー
トップウォーター、シャッド、スピナベ
日中のシェード、ノーシンカー、ネコリグ、スモラバ
ディープ攻略、ダウンショット、キャロライナリグ、メタルバイブ
カバー撃ち、テキサスリグ、ラバージグ
【8月後半の注意点】
お盆以降は日照時間が少しずつ短くなり、水温もやや低下
一部のバスが「初秋の準備」に入り始める
雨による濁り・流入で一気にパターンが変わることもある