十一月のバス釣り

【季節の区分】
「レイトフォール(晩秋)〜初冬」にあたる
水温目安:15℃〜10℃くらい(急激に低下)

 

傾向:
ベイトフィッシュの動きが鈍くなる
バスも回遊→定位傾向が強まり、ディープ化&動きが鈍くなる
活性の“上下差”が大きい(朝夕冷え込み→昼に回復)

主なパターンと狙い方
@ ディープの「越冬場所」に入り始めるバスを狙う
ポイント:ディープフラット、ブレイク、立木、沈み物のあるディープ、急深なバンク

 

ルアー例:
ダウンショット(HPシャッドテール、レッグワームなど)
メタルバイブ、スモラバ+ポーク
ホバスト、ミドスト(※ギリギリまで中層を意識)

 

A 「まだ食う個体」はシャローor中層で拾える
天候条件:晴れて日が出て水温が少し戻る日など
ポイント:風当たりの岬、流れ込み周辺の地形変化、日当たりの良いシャロー

 

ルアー例:
スピナーベイト(風ありならなお良し)
シャッドプラグ(スローリトリーブ)
クランクベイト(ボトムノック)

 

B ベイト付きの群れバス狙い(魚探があれば特に有利)
ポイント:ベイト反応のある中層 or ボトム

 

ルアー例:
メタルバイブ(リアクション狙い)
スコーンリグやヘビキャロ(回遊ベイト狙い)
ミドスト(中層漂わせ)

 

時間帯別の傾向
朝マヅメ 気温・水温が低く、低活性になりやすい 無理に狙わず日が出てから勝負
昼間 水温上昇で一時的に活性が上がる 巻き・リアクション系で手早く探る
夕方 一発はあるが、気温低下で尻すぼみ シャローよりディープが安定

 

攻略のポイントまとめ
メインレンジは深くなるが、天候次第で浅場にもチャンスあり
風や日光の影響が大きい(晴れて風あり:ベイト+活性UP)
バスの動きは遅くなるので、スローな展開を意識
ライブスコープ・魚探でディープを把握できると大きな武器に

 

11月のおすすめルアーTOP5
ダウンショット レッグワーム、HPシャッド 冬場所狙いの丁寧な誘いに
メタルバイブ リトルマックスなど ボトムor中層リアクション
シャッド サスペンド系 巻きでも止めでもOK
スピナーベイト Dゾーンなど 風がある日、シャロー狙いに
ミドスト スティーズミノー等 中層を漂わせて警戒心の強いバスに

 

11月は「当たればデカいが渋さも増す」という、忍耐力と状況判断が試されるシーズンです
魚探・ライブスコープが活きやすく、地形・ベイト・レンジの「3要素」を読み取れると釣果に直結します

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